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2025.05.02

WING

ダラス・フォートワース空港、新「ターミナルF」計画を拡張

 ゲート数が倍増、中央集中型のスカイリンク駅整備など

 アメリカン航空とダラス・フォートワース国際空港(DFW)は、あらたに整備を進める「ターミナルF」について、より踏み込んだ計画概要を発表した。それによると、当初計画よりも規模を拡大することを決定。投資計画を約40億ドルに増やし、ゲート数を倍増するほか、国際線拡大に向けた新たな設備の導入、ラウンジなどのプレミアムスペースの拡張、チェックイン機能の向上、そして専用駐車場などを備える。
 両社によれば、新契約の下では建設期間の早期化に加え、アメリカン航空と空港側の使用・リース契約を2043年まで延長する。
 アメリカン航空とダラス・フォートワース空港は去る2023年、「ターミナルF」建設構想を発表。15のゲートを備え、資本投資を事前承認した10年間の使用・リース契約を締結。そうしたなか旅客需要の増加とテキサス州北部地域の長期的な成長見通しが明るいとの理由で、「ターミナルF」の計画を拡張することを決めた。