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2019.02.01

WING

成田空港、大型ディスプレイで入国前空間演出

観光の魅力を上映、訪日客に期待・高揚感

 成田国際空港は、第1・2ターミナル到着コンコースで液晶ディスプレイやプロジェクターを活用した空間演出を開始する。到着旅客は降機後、到着コンコースを移動して入国手続きを行う。入国前の空間を活用して、日本の観光の魅力をふんだんに盛り込んだ映像を上映することで、日本での旅の期待感や高揚感を高める空間を演出する。
 空間演出の開始は3月1日を予定する。第1ターミナルでは、第1・2・3サテライトの4階と、南ウイング2階の第5サテライト到着ルートの4ヵ所に設置する。第2ターミナルでは、本館2階の南北それぞれ1ヵ所ずつと、中央入国審査場前の3ヵ所で、合計5ヵ所。1・2タミ合わせて9ヵ所へ設置する予定だ。
 こうした空間演出は、2020年までに計画するターミナルの大規模リニューアルに伴うもの。施設を一体的に更新して、空港全体のバリューアップを図る。成田空港では今後、訪日外国人のさらなる増加が期待され、特に2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会に向けて、空港利用者の利便性・快適性の向上に努めている。