JAL、顧客システムにAI備える「Dataiku」導入

　ビッグデータ分析して適時効果的なサービス提案

　日本航空（JAL）は、AI/機械学習のプラットフォーム「Dataiku」の導入を発表した。これはDX戦略の一環で、野村総合研究所（NRI）、Dataiku Japan（Dataiku）と協働して進めた取組み。この導入によって顧客データの分析基盤を強化することになり、顧客ごとの多様なニーズに合った提案が可能になるとした。
　JALが導入した「Dataiku」は既存のビッグデータを活用するソフトウェア基盤で、データ準備や分析のほか、データに基づいた予測や分類を行うためのモデル開発、展開、運用、管理などを行う。データ分析の専門家とビジネスユーザーが日々の業務にデータを取り入れてAIを活用することで、業務の効率化や、業務範囲の拡大などを可能にするとしている。

※図＝「Dataiku」の導入による効果（提供:JAL）