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2024.03.26

WING

ANA、国内線の次世代フラッグシップ787-10公開

3月27日羽田→新千歳から運航開始

 全日本空輸(ANA)は3月25日、羽田空港の格納庫において、国内線仕様の787-10型機(JA983 A)を報道陣に公開した。ANAは787-10型機を、国内線の新たなフラッグシップ機に位置付け、3月27日から商業運航を開始する計画だ。運航初便は羽田発新千歳行きのANA59便を予定している。
 同日、ANAの矢澤潤子取締役常務執行役員は「787-10型機はアジアや中国を中心に運航しているが、国内線への投入はANAとして、本邦キャリアとしての初めてのこと」であることに触れつつ、「今回の国内線投入によって、国内線と国際線においてすべてのボーイング787型機が揃うこととなる」とし、「 世界で最もボーイング787を保有する航空会社としても、この日を大変待ち侘びてきた」とコメントした。
 なお、ANAは国際線では2019年4月26日から787-10型機を運航しており、現在、3機運航中だ。一方、国内線仕様機は3月25日現在、2機の国内線仕様機を受領済み。今後、3月末と4月に各1機ずつの国内線仕様の787-10型機を受領する計画だ。

※この記事の概要
・機体の「長さ」活かして幹線需要対応 
・国内線仕様機の客室  など