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2024.03.19

WING

インターステラ、「ZERO」用エンジンターボポンプ冷走試験成功

 1分間に4万回転の目標クリア、初号機打上げに向け前進

 インターステラテクノロジズは開発中の小型人工衛星打上げロケット「ZERO」搭載用エンジンである「COSMOS(コスモス)」用ターボポンプについて、低負荷状態での運転を一定時間行う冷走試験に成功した。
 この冷走試験はIHIエアロスペース相生試験場(兵庫県相生市)において実施されたもの。ターボポンプは燃焼器に燃料と酸化剤を送る役割を果たす、いわば「心臓部」だ。ロケットエンジンの中でも最も開発が難しい要素の一つと言われる。