記事検索はこちらで→
2024.03.15

WING

テラ・ラボ、「テラ・ドルフィンVTOL」を25年に量産化

 テラ・ラボは3月14日、「テラ・ドルフィンVTOL」の量産化をスタートしたことを発表した。同機の量産は、2025年からスタートする予定だ。
 「テラ・ドルフィンVTOL」は、滑走路を必要とすることなく迅速に飛び立つことが可能で、洋上の長時間飛行にも耐えられるよう剛性が高く設計されている。その航続時間は10時間以上、航続距離も1000km以上に達する機体だ。
 同社は去る1月29日に愛知県知多市の名古屋港において同機の垂直離発着モードを検証。その後、2月14日には静岡県静岡市の富士川滑空場において、垂直離発着モードから固定翼モードへの切り替え試験に成功した。