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2024.02.21

WING

木原大臣、横須賀市から米施設の要望書受取り

 排水サンプリング提出や立入検査など要求

 

 木原稔防衛大臣は2月20日、神奈川県横須賀市の上地克明市長から米海軍の横須賀海軍施設へ設置した粒状活性炭フィルターの稼働が停止していることについて、その根拠となるサンプリングの分析結果を示すことなどを求める要望書を受け取った。
 これは、2022年5月に同米軍施設の排水施設から人体に有害とされる有機フッ素化合物を含む排水が流出したことが分かり、対応策として吸着効果のあるフィルターを排水処理施設へ設置したことを巡る問題。設置後12月になると、南関東防衛局からフィルターの稼働を停止した旨の説明を受けたとし、市としては可動停止の根拠となるフィルターを通過した前後の水のサンプリング結果が示されるべきだとして、防衛省へ対応を求めたかたちだ。

 

※写真=要望書手交の様子

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