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2024.01.24

WING

ANA国際線、欧州・中国線の回復・増強を加速

 コロナ延期の欧州3路線を下期就航

 

 ANAホールディングスは1月23日、グループ傘下の全日本空輸(ANA)、ピーチ・アビエーション、そして来る2月9日に運航を開始するAirJapanの3ブランドにおける2024年度航空輸送事業計画を発表した。このなかでANAは、新型コロナパンデミックとウクライナ戦争の発生により回復が遅れていた欧州線と中国線のネットワークを、いよいよ回復・増強する戦略に踏み出す方針を固めた。
 ANAは欧州線の旅客需要が旺盛だとして、今年7月から羽田-ミュンヘン線(現在:週4往復)と羽田-パリ線(現在:週3往復)を、それぞれ週7往復便運航へと回復する。
 さらに8月から羽田-ウィーン線の運航を週3往復便で再開することを決定。加えて、羽田-ミラノ、羽田-ストックホルム、羽田-イスタンブール線の3路線を下期に開設することを決めた。これらの3路線は新型コロナパンデミック発生前に就航を決定していたものの、いずれも就航が延期となっている路線だ。就航時期、運航ダイヤに関して、決定次第、あらためて発表する。

 

※写真=欧州線・中国線の路線・便数の回復を加速するANA。コロナ前に計画した欧州3路線の開設にも目途が立ってきた

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