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2024.01.22

WING

ジェットブルーとスピリットが統合巡り控訴

 米司法省が違憲と判断で

 経営統合することを目指すジェットブルー航空とスピリット航空は1月19日(現地時間)、共同で米第1巡回区控訴裁判所に控訴状を提出したことを発表した。
 これは去る1月16日に、米司法省がジェットブルーによるスピリット航空の買収を認可しない判決を下したことに起因したもの。
 マサチューセッツ州連邦地方裁判所は、ジェットブルー航空によるスピリット航空の38億ドル規模の買収を認めず、同地裁はジェットブルーが提案したスピリット航空の買収計画は「反競争的な害悪から米国市場とその市場参加者を保護するという反トラスト法の基本原則に反する」として、違憲の判断を下していた。

※写真=ジェットブルーによるスピリット買収が違憲とされたことで両社は控訴に踏み切った