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2024.01.16

WING

JALの新フラッグA350-1000機内を公開

 初の扉付きF・Cクラス装備、伝統美感じる内装

 日本航空(JAL)は1月15日、新型フラッグシップA350-1000型機の機内を報道公開した。新たな客室の最大の特徴は、JALとして初めて扉付きの個室タイプのシートを採用したこと。それもファーストクラスだけでなくビジネスクラスにも採用して、高品質なサービスをさらに1段階引き上げた。同機は24日から羽田-ニューヨーク線(JL006/JL005)へ投入する。さらに23年度中にも2号機を導入して、N.Y.線で毎日運航する。そして3号機受領の時点で次なる路線、羽田-ダラス・フォートワース線へ投入する計画だ。
 JALにとって20年ぶりに更新したフラッグシップの機内コンセプトは、機内の過ごし方をデザインすることであり、多様化するニーズを意識したもの。その中でもインテリアには、日本人旅客のみならず外国人旅客も日本の美を感じられるよう、随所に伝統美を盛り込んだ。客席はファーストクラス、ビジネスクラス、プレミアムエコノミー、エコノミーの4クラスで、前述のとおりそのうちの上位2クラスが個室タイプのシートとなった。もちろん、下位クラスも従来なかった機能の採用や、スペースの拡大を図って、同クラスでも世界最高のサービスを目指したものとなった。

※この記事の概要
・Fクラス、高さ157センチの壁がプライバシー確保
・個室タイプのCクラス、上位と同様の装備
・同クラス初の電動リクライニング採用

15言語対応のエンタメ、JALアプリと連携も  など