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2024.01.16

WING

エアバスヘリ、エアロベル買収で無人機ポートフォリオ拡大

 フレックスローター、ISTAR等マルチに活躍する無人機

 エアバス・ヘリコプターズは1月15日(仏マリニャンヌ現地時間)、米国ワシントン州に拠点を置くエアロベル(Aerovel)を買収することを発表した。これにより、無人航空機システムのポートフォリオを拡大することが狙いだ。
 エアバス・ヘリコプターズによれば、エアロベルとその無人航空機システム(UAS)である「フレックスローター」(Flexrotor)の買収に関する契約を締結したとのこと。「フレックスローター」は、海上および陸上における情報・監視・目標捕捉・偵察(ISTAR)ミッション用に設計開発された小型戦術無人航空機システムだ。
 「フレックスローター」の最大ローンチ重量は25kg。垂直離着陸(VTOL)型の無人機で、典型的な運用形態で12~14時間以上のISTARミッションに投入することが可能だ。

※この記事の概要
・フレックスローターはどんな機体?
・エアバスは何故、エアロベルを買収したか? など