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2024.01.10

WING

JAL年末年始、国際旅客大幅増も国内前年割れ

  震災で10便、羽田事故では225便運休で影響

 日本航空(JAL)グループが1月9日に発表した年末年始期間(12月28日~1月3日)の実績は、国際線旅客が対前年比15.4%増の12万6664人(19年同期比34%減)となった。一方、国内線(JAL、J-AIR、JAC、HAC、JTA、RAC)旅客が3.5%減の71万7113人(19年度比12.6%減)と前年を割ったものの、供給量を絞っていたため、堅調だったといえる。
 しかしこの冬季繁忙期は、1月1日に発生した能登半島地震と、2日の羽田空港での海保機衝突事故の影響で、多くの運休便が発生した。期間中には震災の影響で10便が運休となった。さらに羽田の事故による運休は際内合計で225便になり、多くの利用者の足に影響を及ぼした。