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2024.01.10

WING

中部空港、ボストン・ダイナミクス製4足歩行ロボで警備実証

 日本IBMら、制限エリアやPTB側で警備業務代替可能性模索

 日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は1月9日、中部国際空港において、米国のボストン・ダイナミクスが開発した4足歩行ロボット「Spot」を活用して、「空港等の警備業務におけるAI搭載ロボットの導入に関する調査・実証」を行うことを発表した。空港警備にかかる人手不足が顕在化するなか、AIやロボット技術を活用した省人化・自動化技術に対する期待が高まっており、日本IBMが代表企業として、愛知県などと協力して調査・実証を行う計画だ。
 実証実験は1月18日~1月19日と2月15日~2月16日までの2回、計4日間に亘って行う。具体的な実証場所は制限エリア内においては中部国際空港島の西側護岸、北川場周フェンスを、ターミナルビル側では空港駐車場連絡通路、海上連絡通路、そして1階降車レーンを予定している。