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2024.01.09

WING

FAA、アラスカ航空事故で1月6日に緊急AD

EAD発行で緊急点検、EASAも追随

 ポートランドからカリフォルニア州オンタリオに向けて飛行中のアラスカ航空1282便(737-9型機)で1月5日(現地時間)、突如、非常口のプラグドアが吹き飛び、客室内が急減圧した事故の発生を受けて米連邦航空局(FAA)は1月6日(現地時間)、737-9型機を対象に、緊急耐空性改善通報(AD)を発し、影響を受ける運航会社に提供した。
 FAAは緊急ADのなかで、737-9型機の左右の客室ドア扉プラグ、ドア部品、ファスナーを含む検査を完了するまで、引き続き運航停止とすることに言及。各運航会社に対して、航空機の運航を再開する前に、検査の結果に基づく是正措置を完了しなければならないことを通知した。

※この記事の概要
・EAD対象機材はどんな機体?
・737MAX、先月末にもラダーの金具緩み点検指示 など