記事検索はこちらで→
2024.01.05

WING

斉藤国交相、防災・減災の強力な推進を強調

 分野間の連携、総合力発揮して「国民守る」

 

 斉藤鉄夫国土交通大臣は記者クラブの新春インタビューに応じ、気候変動に伴って激甚化・頻発化する自然災害に備えて「事前防災対策を含む防災・減災、国土強靱化を強力に推進していく」ことを強調した。とくに防災分野については「被災地域の生の声を聞くことが欠かせない」として、引き続き国交大臣として「国民と、丁寧に、誠実に対話を重ね、小さな声一つひとつをよくうかがって真摯に受け止め、国土交通行政に活かしてたい」考えを示した。
 また国交省では現場の強みを活かし、気象と防災や、まちづくりと地域交通など、分野間で連携した総合力でより豊かな国民生活の実現に貢献したい考えだとし、「国民の生命・財産を守るという極めて重要な使命を果たす」と話した。さらに、厳しさを増す外交・安全保障環境、少子高齢化、人口減少などを念頭に多くの課題へ対応していくため、2024年には①「国民の安全・安心の確保」、②「持続的な経済成長の実現」、③「個性をいかした地域づくりと分散型国づくり」の3本柱に重点を置いて諸課題に取り組んでいくとした。

 

※写真=斉藤国土交通大臣

お試し価格で全文公開中