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2023.12.27

WING

ANA、羽田-八丈島でSAF継続利用開始

 東京都が支援、国内線でSAF継続利用は初

 全日本空輸(ANA)は12月25日から来年5月頃までの約5カ月間、羽田-八丈島線において、持続可能な航空燃料(SAF)の継続利用を開始した。国内線でSAFを継続的に利用するのは国内航空会社として初めての試みだ。
 ANAでは、この5カ月間で約100キロリットルのニートSAFを利用する見通しで、約400トン-CO2の排出量削減効果を見込む。羽田―八丈島線を1往復する場合の燃料消費量は約8キロリットル。ANAは1日3往復運航している。今回の取り組みを通じてANAは、この路線で使用する燃料の約1%に相当する量のSAFを活用する。とくに旅客需要が伸びる12月25日~31日まで、八丈島でフリージア祭りが開催される春休みの一週間、そしてゴールデンウィーク時期にはSAF投入量を約10%まで引き上げて、旅客を中心にSAFの普及啓発活動を展開する。

※写真=ANAは東京都の支援で羽田―八丈島間で5カ月に亘りSAFを継続利用する

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