ユーロファイター電子戦機が誕生へ独予算委承認

　トーネードECR後継、2030年までにNATO承認

　ユーロファイターの電子戦偵察機が誕生することが決まった。その名も「ユーロファイターEK」(EK：Elektronischer Kampf＝電子戦闘) 。ドイツ予算委員会の議会承認を経て正式決定した。
　これを受けてエアバスは、ドイツが保有するユーロファイター15機に電子戦装備を導入する。サーブ製の発信機測位システムと自己防護システム、そしてノースロップ・グラマンの先進対レーダー放射ミサイル「AARGM」を装備する予定にあるとことで、エアバスは詳細なスケジュールをドイツ空軍らと検討しているとした。

※画像＝「ユーロファイターEK」のイメージ（提供：エアバス）