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2023.11.28

ウイングトラベル

★年末年始海外旅行、前年2.6倍もコロナ前5割

 HIS、燃油サーチャージ高騰で運賃高が影響

 

 エイチ・アイ・エス(HIS)が発表した年末年始(12月23日~1月3日出発)の海外旅行予約状況は、前年同期比163.8%増と約2.6倍の増加を示したが、コロナ前の2019年同期比では5割と回復にとどまった。平均単価は前年同期比2.0%減の19万2700円だが、19年水準と比べると12.2%増加した。国際線の復便が進むもものの燃油サーチャージの高騰などにより運賃水準の高止まり傾向が影響した。平均旅行日数は6.3日間で前年同水準。出国ピークは12月29日、帰国ピークは1月3日。一般的には12月29日から1月3日の6連休の企業が多く、1月第2月曜が「成人の日」の祝日となるため、ピークを避け、帰国日を1月9日にずらす傾向もみられるという。

 

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