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2023.07.27

WING

P&W、一部製造期間の「PW1100G」金属粉末にコンタミ

 9月中旬まで200台早期取り降ろし、24年半ばまで1000台も

 RTXは7月25日(現地時間)、傘下のプラット&ホイットニーが製造するA320neo搭載エンジンである「PW1100G-JM」において、「エンジン部品の製造に使用される金属粉末に稀な症状が発生し、早期の検査が必要になると判断した」ことを明らかにした。対象となるのは、2015年末から2021年はじめにかけて製造されたエンジン。現在生産されているエンジンには影響しないという。
 この「稀な症状」とは、金属粉末にコンタミが発生していたこと。その結果、エンジン整備間隔を短縮し、早期に取り下ろして検査することが必要となった。