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2023.06.29

ウイングトラベル

★和田観光庁長官、持続可能な観光立国へ道筋

 3つのキーワード、3つの戦略を落とし込み

 

 7月4日付で観光庁長官を退任する和田浩一観光庁長官は6月28日、長官として最後の会見に臨み、2年の任期を振り返った。和田長官は前半の1年はコロナの時代で、感染拡大防止と社会経済活動の再開という非常に難しいかじ取りを求められる中、県民割を少しずつ拡大して全国旅行支援の開始判断が難しかったが、昨年10月から水際対策緩和も合わせて、後半の1年は持続可能な形で観光立国を復活の道筋が付いた。「今年3月の観光立国推進基本計画で、3つのキーワード(消費額拡大・地方誘客促進・持続可能な観光)と3つの戦略(国内交流拡大戦略・インバウンド回復戦略・高付加価値で持続可能な観光地域づくり戦略)を計画の中に落とし込み、2023年から2025年までの3年間の取り組むべき方向性がある程度、制度整備ができた」と総括した。

※写真=会見する和田浩一観光庁長官

 持続可能な観光の世界の模範となる