★旅公協、公正競争規約の適正運用を強化

　旅行本格再開でWeb広告表示審査会再開

　旅行業公正取引協議会は6月28日、東京・大手町のKKRホテル東京で、通常総会を開催し、2022年度事業報告・収支決算、23年度事業計画・収支予算を審議し、いずれも承認された。また、役員改選では、志村格専務理事、西尾忠男理事、米田昭正理事が退任。蝦名邦晴専務理事、坂元隆理事、平井登理事が新任された。
　小谷野悦光会長は「国内、インバウンドの関連事業には、少しずつ明るい兆しが見えてきたところだが、一方で、海外旅行の回復の遅れは大きな課題を残している。旅行業公正取引協議会では旅行業界に対する一般消費者からの信頼を維持・向上するために、会員に対して景品表示の公正競争規約を周知徹底し、適正な運用に努めている。昨年の総会で承認された表示規約の変更も、昨年の6月に消費者庁及び公正取引委員会から認定、承認され、その周知を進めてきた」と述べ、これからも引き続き、公正競争規約の適正運用と周知徹底をめざして事業を進めていきたい」と会員の協力を求めた。

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