記事検索はこちらで→
2018.03.27

ウイングトラベル

全日空とアリタリアが包括提携で合意

コードシェア運航やマイルで提携

 全日空(ANA)とアリタリア−イタリア航空(AZA)は3月23日、包括提携契約に調印した。今年10月末からの冬ダイヤでAZAが運航する日本−イタリア路線でANAとのコードシェア運航を実施する。また、ANAの日本国内5路線、AZAのイタリア国内6路線についてそれぞれ共同運航を実施する。さらに、マイレージ提携を行い、コードシェア区間のマイル積算や特典航空券の利用を可能とする。
 ANAはスターアライアンス、AZAはスカイチームと別々の航空連合に所属しているが、日本−イタリア間の旅客について、観光目的を中心として旺盛な需要があり、今後もさらなる成長が見込めると判断。今回、アライアンスの枠を超えて手を結ぶことで、さらなる旅客需要の上積みを目指していくことにした。
 10月28日から、AZAが運航する成田−ローマ、ミラノ線にANAの便名を付与して運航を行う。加えて、ANAの成田−札幌、仙台、大阪、福岡、沖縄線でAZAとのコードシェア運航を、AZAのローマ−ミラノ、ベネチア、トリノ、フィレンツェ、ボローニャ、ナポリを結ぶ路線でANAとの共同運航を行う。

 

※写真=包括提携契約書に調印し握手を交わす全日空の藤村修一常務執行役員(左から2番目)とアリタリア−イタリア航空のイラチ・マッシモ最高戦略・オペレーション執行役員(その右隣)