★東商、ツーリズム産業の基幹産業化へ要望書

　双方向交流促進と東京の国際競争力強化訴え

　東京商工会議所（東商）は6月8日開催の議員総会、常議員会で、トラベル＆ツーリズム委員会（委員長＝田川博己副会頭・JTB相談役）がとりまとめたツーリズム産業の基幹産業化への要望書を決議した。今年、来年の2年間でコロナ禍から訪日インバウンドが2019年水準に急回復し、2025年の大阪・関西万博を起爆剤に、インバウントアウトバウンド双方向の交流促進とツーリズム産業の基幹産業化に向けて、（1）観光都市としての東京のさらなる国際競争力強化、（2）ツーリズム産業の持続的発展を促す支援の拡充、（3）魅力的な地域資源を活かした『国際文化都市東京』の実現」の3点を官民が一致団結して取り組むべき施策として国に要望した。

　訪日回復、25年万博起爆剤に全国へ波及
　高品質の広域周遊ルートの構築後押しを