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2023.05.17

WING

ハワイアン航空、ハワイにこだわり抜いた787-9客室デザイン公開

 新ビジネスクラス「レイホクスイート」を34席設置

 ハワイアン航空は5月16日、同社のあらたな翼となる787-9型機の客室デザインと、新たなビジネスクラス「レイホクスイート(Leihoku Suites)」を公表した。「レイホク」とはハワイ語で「星の輪」を意味する。
 ハワイアン航空は計12機の787-9型機をボーイングに発注済みで、今年11月にはその初号機を受領する。残りの機材は2027年まで、段階的に受領する計画だ。初号機に関しては2024年初めにも一部の路線で運航することを計画している。
 そのデザインを通じて、星、太陽、風、波、野生生物を観察することで太平洋を航海したポリネシア人航海士への敬意を表した。ハワイの朝日や夕陽にインスピレーションを得た照明のほか、風や波をイメージした曲線デザインなどを通じ、ハワイの豊かな自然を思わせる空間に仕上げたという。こうしたデザイン構想は、デザインコンサルタントのTeague 社の協力で実現した。
 新ビジネスクラス「レイホクスイート」についても、古代ポリネシア人の航海に着想を得たコンセプトにするなど、乗った瞬間からハワイを深く感じることができる機内となっている様相だ。