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2023.05.12

WING

ニュージーランド航空、5年で3500億ドルの大規模投資

 国際線機材強化と客室改修で座席供給力拡大

 ニュージーランド航空が、新機材導入および既存機の改修を行うなど、今後5年間で35億ドルの大規模投資に踏み切る方針を固めた。
 航空機への投資としては、タスマン島および太平洋諸島便の座席供給量拡大に向けて、8機の787-9型機および5機のA320neoを新たに調達。さらに、計14機の787型機の内装を改修する。この改修では同社が今年6月に打ち出した新たなビジネス・プレミア・リュクスの搭載などが進められることになる。改修作業は来年から開始する計画だ。
 また777-300ER型機を1機追加導入に向けた交渉も最終段階にあるとしており、これによりニュージーランド航空の国際線ネットワークに3000席が追加投入される見通しにあることを明かした。ちなみに、777-300ER型機が1機追加されれば、同社の777-300ERフリートは計8機体制となる。

※この記事の概要
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