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2023.05.12

WING

IATA、3月の旅客需要はコロナ前88%まで回復進行

 ウォルシュ事務局長「第1四半期は需要が好調で終えた」

 国際航空運送協会(IATA)は今年3月の世界の旅客輸送市場動向を発表した。それによると、旅客需要を表す国際線・国内線のRPKは対前年同月比52.4%増加。これは2019年3月の88%水準まで回復したことになることを明かした。なお、座席供給量を表すASKは41%増加、利用率(PLF)は5.9ポイント上昇した80.7%となった。
 IATAのウィリー・ウォルシュ事務局長は「第1四半期(23年1-3月)は航空旅客需要が好調に推移して終えることができた」とコメント。「国内線市場はここ数カ月間、パンデミック前の水準に近づいている」ことに触れつつ、国際線についても「2つの重要なウェイポイントがトップになった」との認識を示した。