アラスカ航空、サーモンピープル塗装機登場

　先住民アーティストが737-800をキャンバスに

　アラスカ航空は、アラスカ先住民のアーティストであるクリスタル・カアキーヤ・ローズ・デミエンティフ・ウォール氏がデザインした最新の航空機塗装機「Xaat Kwaani」を発表した。同社の737-800型機をキャンバスとしてウォール氏がサーモンをテーマとした作品を描いた。
　「Xaat Kwaani」とはアラスカのトリンギット語で「サーモンピープル」を意味する。愛するサーモンに関わる人々と、それらの人々の環境管理から恩恵を受けるすべての人々の精神的な繋がりを意味するという。
　同社によれば、米国航空会社の塗装として初めて機体名をアラスカ先住民の言語で表記したほか、アラスカ航空が航空機のメインドアに英語以外の言語を表記したのは、これが初めてのことだという。