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2023.05.11

WING

羽田枠柔軟性巡り米系キャリアで議論勃発

 米国発空港に柔軟性を、ユナイテッドは反対

 米国航空会社の間で、ドル箱路線の羽田空港の発着枠を巡る争いが巻き起こっている。この問題は去る5月1日(現地時間)、デルタ航空が米運輸省(USDOT)に対し、2019年8月にUSDOTが定めた米国国内空港-羽田空港のペアについて、同省が指定した米国内空港(デルタ航空の場合、シアトル、デトロイト、アトランタ、ポートランド、ホノルルの5空港)に限らず、米国内のどの空港からでも運航することが可能となるよう、柔軟性を求めたことに端を発する。デルタ航空は当時と現在では、コロナ禍を経て環境が大きく変化したことを理由に挙げている。