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2023.03.22

WING

クラーク国際、高校生ら開発の衛星が完成

 今秋打上げ、冬にも「きぼう」から放出へ

 クラーク記念国際高等学校と東京大学大学院工学研究科、そしてSpace BDの3者は、高校生による人工衛星開発・打上げおよび宇宙をテーマにした探究学習プログラム「宇宙教育プロジェクト」の一環として開発を進めていた人工衛星「Clark sat-1」が完成したことを明らかにした。
 「Clark sat-1」(愛称:Ambitious)は1Uサイズと呼ばれる10cm角・重さ約0.94kgの人工衛星。2021年10月からその開発がスタートし、各種申請手続きやJAXAによる各種審査などを経て、今年3月に完成し、今夏にもJAXAへ引き渡しされることになった。さらに、この衛星を運用すべく、クラーク国際の校舎に管制局の設置工事も行ったという。