山崎統幕長、米印太平洋司令官と意見交換

　日米の具体的取組み確認、速やかな新戦略実行へ

　統合幕僚長の山崎幸二陸将は3月20日、訪日中のジョン・アクイリーノ米インド太平洋軍司令官の表敬を受け、日米の新たな国家安全保障戦略と国家防衛戦略を速やかに実行に移すため、具体的な取組みなど意見交換を行った。さらにこの会談では日米同盟による抑止力・対処力を一層強化するため、日本による抜本的な防衛力強化を踏まえ、様々な分野で日米防衛協力をより拡大・深化させていくことで一致した。
　日米両者はこの会談で、安全保障環境が戦後最も厳しくなる中、日米同盟はかつてないほど強固になったとし、日本の安全保障の基軸となっていることを改めて確認した。その上で、今年1月に開かれた日米2プラス2を踏まえて、両国の新たな防衛戦略の実現に向けた日米の取組みについて話し合った。