ウォレス英国防大臣、30年までGCAP初飛行へ意欲

今年システム要件決めデザインへ、他分野へ波及効果も

　千葉県・幕張メッセで3月15日、国内唯一の防衛・セキュリティの総合展示会「DSEI Japan 2023」が幕を開けた。オープニングを飾ったのは、展示会の委員長であり元防衛事務次官の西正典氏がモデレーターを務めるカンファレンスで、英国国防省のベン・ウォレス大臣が登壇して日英伊3ヵ国共同の次期戦闘機開発プログラムである「GCAP」について、配備を目指す2035年に向けて2030年までに初飛行を目指して開発していく考えを示した。

※写真2＝ウォレス英国防大臣はGCAP共同開発の効果が産業界に幅広く広がる期待を述べた