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2023.02.21

WING

JAL、サウナの混雑状況が分かる新サービス

 領域横断の取組みで新たな価値創造へ

 日本航空(JAL)はこのほど、サウナ室内の混雑状況が一目で分かる新サービス「TOKYO SAUNIST」をアクティア社と共同で開発したとして、今年4月ごろから提供を開始していくと発表した。
 このサービスは部屋の前に設置した高精度なセンサで人の検知を行い、クラウドへデータを集約することでリアルタイムにサウナ室内の混雑状況を可視化するもので現在特許出願中。サウナ利用者や施設管理者向けにアプリケーションを提供するクラウド型サービスとなっている。
 JALでは、首都圏の20?30代を中心に利用者が急増する空前のサウナブームを踏まえ、2019年から「JALサ旅」と題してサウナを目的に旅をする“サウナツーリズム”に力を入れ、ツアー商品やグッズ販売のほか、ウェブメディア、地域プロモーションなど積極的かつ多角的に展開し、サウナマーケットの伸展に寄与してきた。しかし急速かつ継続的に利用者の拡大が進んだため、特に首都圏を中心として「人気施設におけるサウナ室の混雑」問題の解決が最重要課題となってしまった。