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2023.02.20

WING

日米の戦闘機・爆撃機が日本海で共同訓練

北朝鮮のICBM級発射踏まえ同盟の対処力強化 

 防衛省・自衛隊は2月19日、北朝鮮がICBM級弾道ミサイルを発射した上、日本の排他的経済水域(EEZ)内へ着弾させたことを踏まえて、米軍と日米共同訓練を行った。日米のあらゆる事態に対処する強い意思と、自衛隊と米軍による即応態勢を確認するとともに、日米同盟の抑止力・対処力の一層の強化を図った。
 この訓練では、日米の戦闘機と米空軍の爆撃機が日本海海上で各種戦術訓練を行ったとしており、弾道ミサイルを発射した北朝鮮に対して日米がけん制した格好となった。
 航空自衛隊は北海道千歳基地に司令部を置く第2航空団のF-15戦闘機3機が参加。米軍からはB-1B爆撃機2機と、F-16戦闘機4機が参加した。

※写真=左上が米軍から参加したB-1B爆撃機。左上が訓練のため離陸する空自のF-15戦闘機。下側は日米共同訓練の様子。北朝鮮によるICBM級弾道ミサイルが日本のEEZ内に着弾したことを踏まえて、日米同盟の抑止力・対処力強化を図った(提供:統合幕僚監部)