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2023.02.03

WING

DARPA、大型水上飛行艇「リバティリフター」設計を2チームに

 C-17グローブマスターIII級の輸送力を

 米国防高等研究計画局(DARPA)は、同局が研究開発を進めようとしている大型水上飛行艇「リバティリフター」の地上実証機の設計について、ジェネラル・アトミクスおよびマリタイム・アプライド・フィジックス社のチームと、オーロラ・フライト・サイエンスおよびギブス&コックス・アンド・レコンクラフトという2チームが作業にあたることが決まった。
 ジェネラル・アトミクスを中心としたチームの当初設計は、水上における安定性と耐航性を最適化するべく、双胴の中翼設計を選択。さらに12基のターボシャフトエンジンによる分散推進を採用するものとなった。
 一方、オーロラ・フライト・サイエンス社を中心とするチームは当初設計として、単胴高翼タイプで、主推進システムは8基のターボプロップを搭載するなど、より伝統的な飛行艇に近い設計となっている。

※この記事の概要
・リバティ―リフターの対波高性能要求
・今後のふどのように進むか
・2チームの提案機体のイメージ など