記事検索はこちらで→
2022.11.25

ウイングトラベル

★持続可能な観光推進ウェビナー 12月9日開催

 観光庁主催 第2回ドイツ・タイの取組み学ぶ

 

 観光庁は来たる12月9日に、持続可能な観光(サスティナブル・ツーリズム)に関する今年度第2回目のオンライン・フォーラムを開催する。今回は、ドイツ、タイの観光担当者を講師に招聘し、第1回を踏まえて、海外先進地域から持続可能な観光に関する具体的な取り組みを紹介するとともに、ディスカッションで課題、問題点、対策、今後の方向性を話し合う。
 ウェビナーへの参加者は、持続可能な観光を推進する自治体、DMOなど訪日・国内旅行関連事業者、地方創生事業などに携わる旅行業界関係者、持続可能な観光に関心のある観光事業者などに対して広く募集する。
 今回のセミナーは、観光庁が進める「持続可能な観光推進モデル事業」の一環で、今年度は10月5日に第1回目を開催、ハワイ州、カナダの観光担当者を講師に招き、海外先進地域から持続可能な観光に関する計画やビジョン策定の取組を紹介した。
 12月9日の第2回目は、サスティナブル・ツーリズムで先行する海外観光地域の観光戦略、ビジョン策定とともに、具体的な取り組み、課題・対策、そして今後の方向性について、ドイツ観光局アジア地区統括局長・日本支局長の西山晃氏、タイ国政府観光庁東京事務所マーケティングマネージャーの藤村喜章氏を講師に招き、講演とパネルディスカッションを行い、国内の持続可能な観光地の形成に向けた取組や課題解決に議論する。モデレーターは航空新聞社の石原義郎編集統括が務める。
 コロナ禍前のオーバーツーリズムなどの環境と観光の問題から、持続可能な観光(サスティナブル・ツーリズム)を推進する上で、責任ある観光(レスポンシブル・ツーリズム)が求められ、コロナ禍を経て、地域社会と観光客の双方の顧客満足度を高める再生型観光(レジェネラティブ・ツーリズム)が注目されている。
 既に、ドイツやタイでは、近隣諸国はもとより、海外からの観光客が回復しており、コロナ後の持続可能な観光が具体的に推進されている。
 日本は10月11日からG7諸国並みの水際対策が始まり、訪日インバウンドの再開が本格化し、日本国内に観光客が再び増加し、地域活性化が期待される一方で、地域住民と観光客の双方が満足できる持続的な観光の推進が求められている。今回のウェビナーを通じて、日本国内でも必須となる持続可能な観光推進事業を進めていく。
 第2回の観光庁持続可能な観光推進モデル事業ウェビナーの概要は以下の通り。
▼日時=12月9日(金)10時〜12時(ZOOM形式)
▼主催=観光庁 持続可能な観光推進モデル事業事務局
▼協力=ドイツ観光局、タイ国政府観光庁、航空新聞社

 

※第2回観光庁持続可能な観光推進モデル事業ウェビナー概要URL
https://www.jwing.net/seminar/58989

 

※第2回観光庁持続可能な観光推進モデル事業ウェビナー登録URL
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_XyzOsN-8T26a03nwwpZGlA

 

※第2回観光庁持続可能な観光推進モデル事業ウェビナー開催案内(PDF)
https://www.jwing.net/t-weekly/2022/jstsd_webinar-2nd_F.pdf

 

※写真=第2回観光庁持続可能な観光推進モデル事業ウェビナーに出席されるドイツ観光局アジア地区統括局長・日本支局長の西山晃氏(左)とタイ国政府観光庁東京事務所マーケティングマネージャーの藤村喜章氏