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2022.09.29

ウイングトラベル

★観光庁、持続可能な観光ウェビナー 10月5日開催

 訪日旅行再開へハワイ、カナダの先進事例を学ぶ

 

 観光庁は来たる10月5日に、持続可能な観光(サスティナブル・ツーリズム)に関するオンライン・フォーラムを開催する。ハワイ州、カナダの観光担当者を講師に招聘し、海外先進地域から持続可能な観光に関する計画やビジョン策定の取組を紹介する。ウェビナーへの参加者は、持続可能な観光を推進する自治体、DMOなど訪日・国内旅行関連事業者はもとより、持続可能な観光に関心のある観光関係者などに広く募集する。
 今回のセミナーは、観光庁が進める「持続可能な観光推進モデル事業」の一環で、今年度は10月を皮切りに12月、来年2月の3回シリーズで実施される。持続可能な観光推進や地域づくりをめざす上で、実際の取組の参考となるような国内外の動向を紹介する。
 10月5日の第1回目は、持続可能な観光の推進で、先行する海外観光地域の観光戦略やビジョン策定について、ハワイ州観光局のミツエ・ヴァーレイ日本支局長、カナダ観光局の半藤将代日本地区代表を講師に招き、講演とパネルディスカッションを行い、国内の持続可能な観光地の形成に向けた取組や課題解決のための提案をしてもらう。モデレーターは航空新聞社の石原義郎編集統括が務める。
 コロナ禍前のオーバーツーリズムなどの環境と観光の問題から、持続可能な観光(サスティナブル・ツーリズム)を推進する上で、責任ある観光(レスポンシブル・ツーリズム)が求められ、コロナ禍を経て、地域社会と観光客の双方の顧客満足度を高める再生型観光(レジェネラティブ・ツーリズム)が注目されている。
 既に、ハワイ州やカナダでは、国内観光市場はもとより、海外からの観光客が回復しており、コロナ後の持続可能な観光が具体的に推進されている。
 日本は10月11日からG7諸国並みの水際対策が始まり、訪日インバウンドの再開が本格化する。今後、観光による地域活性化を進める上で、国内でも必須となる持続可能な観光推進をウェビナーを通じて海外先進事例を参考にする。
 第1回の観光庁持続可能な観光推進モデル事業ウェビナーの概要は以下の通り。
▼日時=10月5日(水)10時〜12時(ZOOM形式)
▼主催=観光庁 持続可能な観光推進モデル事業事務局
▼協力=ハワイ州観光局、カナダ観光局、航空新聞社

▼登録申し込みURL

https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_g8mracikS2qE0O6xuso7Ew

 

※第1回の観光庁持続可能な観光推進モデル事業ウェビナー開催案内(PDF)
http://jwing.net/t-daily/data2022/220927sastinable.pdf

※画像=第1回の観光庁持続可能な観光推進モデル事業ウェビナー開催案内