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2022.09.13

ウイングトラベル

★IATA7月、旅客需要は前年比58.8%増加

 一部地域はコロナ前水準、市場回復力に自信

 

 国際航空運送協会(IATA)がまとめた今年7月の世界の航空旅客市場動向によれば、航空旅客需要を表すRPKは対前年同月比58.8%増加した。これは新型コロナパンデミック発生前の2019年実績の74.6%(25.4%減)にまで回復したことになる。IATAは7月実績について、航空旅行は引き続き好調に回復が進んでいると評価した。なお、座席供給量を表すASKは37.3%増加した。
 IATAのウィリー・ウォルシュ事務局長は「人々が旅行の自由を取り戻したことによって、航空輸送は回復し続けている」とコメント。さらに、欧米など一部地域で航空会社や空港などの人手不足が影響したにも関わらず、「一部の市場はコロナ前の水準に回復した」ことにも言及した。