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2022.09.08

WING

海自概算1兆3527億円、SH-60Lを6機調達へ

 P-1調達は事項要求、新たに哨戒艦4隻建造

 海上自衛隊の2023(令和5)年度概算要求は、人件・糧食費が前年度比145億円増の4242億円、歳出化経費が468億円増の7299億円、一般物件費が42億円増の1987億円で、合計が655億円増の1兆3527億円となった。新規後年度負担額は1215億円増の9232億円。それぞれの要求額に事項要求が加わることで、年末にも23年度予算額が決定することになる。新たに導入する航空機は、これまで能力向上を行ってきたSH-60L(仮称)哨戒機で6機の調達を計画する。またP-1哨戒機も調達予定だが、事項要求としていて調達する機数については未定としている。新たな建造を予定する艦船は哨戒艦4隻で、そのほかにFFM護衛艦2隻と、潜水艦1隻の建造を計画する。