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2022.09.08

ウイングトラベル

★9月7日陰性証明廃止、変わらない入国審査体制

 ワンストップ審査、デジタル化と合理化が必須

 政府は9月7日から日本入国時の陰性証明の廃止、1日入国者制限を5万人に引き上げ、管理型旅行の添乗員同行なしなどの水際対策の緩和をスタートさせた。9月7日成田着の航空便に搭乗し、実際に水際対策の緩和を体験したが、世界各国の出入国審査には程遠い現状が浮かび上がった。
 確かに出国72時間以内のPCR検査による陰性証明が廃止され、入国審査の時間は短縮された。普通に歩けば、航空機を出てから最後の税関検査でも20分程度で終了する。
 ただし、その動線は相変わらず迷路のようで、多くの係員の誘導を経なければ入国審査会場まで到達できないことはこれまでと変わらない。また、様々な箇所で紙類を渡され、未だにデジタル化されていない現状は改善されていない。