★日本旅行中間決算、増収で売上総利益196億円

　営業黒字化32億円、通期コロナ前凌ぐ利益も

　日本旅行の2022年上半期（1-6月）中間連結決算は、売上高が前年同期比78.2%増の694億7600万円、売上総利益（粗利益）は40.5%増の196億100万円と大幅な増収となり、営業利益は32億2500万円、経常利益は36億2200万円、中間利益は28億7500万円と前年中間期の赤字から黒字に転換した。同社は2022年通期連結業績予想について、新型コロナウィルス感染症の第7波の流行が続く中、現時点では未定としているものの、前年通期は営業赤字だったものの最終損益は黒字化しており、今年度通期は営業黒字化を含む2年連続の黒字決算とともに増収増益が見込まれる。
　日本旅行の前期中間連結決算は、営業損失21億7600万円、経常損失5億4100万円、中間損失6億円だった。今期中間決算は利益ベースは全てにわたり大幅な黒字化を達成した。