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2022.08.29

ウイングトラベル

★航空局概算、前年度ほぼ同規模の3993億円要求

 航空業界の経営基盤強化措置は事項要求で検討

 

 国土交通省航空局関係の2023年度(令和5年度)概算要求は、空港整備勘定として前年度比97億円増の3993億円と、ほぼ同規模の額を要求した。コロナ禍で傷んだ航空関連業界の経営基盤を強化するため、必要な措置などは事項要求として今後の予算編成過程で検討していく。その上で空港では今後の需要回復を見据え、受入環境整備や運航再開などを支援する。さらに整備関係では、羽田空港で新たにJR東日本による空港アクセス鉄道関連の整備を開始して、開削トンネル工事などに着手する計画だ。また京浜急行電鉄の引上線整備や、第1ターミナルと第2ターミナルを接続する人工地盤整備を進めて、羽田空港の機能の拡充を図る。