★96カ国・地域の感染症危険情報を引き下げ

　外務省、「レベル1」は125カ国・地域に増加

　外務省は8月24日、96カ国・地域に発出していた新型コロナウイルスに関する感染症危険情報のレベルを引き下げた。感染症危険情報とは、新型コロナウイルスなどの感染症に関し、渡航・滞在にあたってとくに注意が必要と考えられる国・地域に発出している海外安全情報。今回、レベル1の「十分注意してください」に引き下げたのは55カ国・地域、レベル2「不要不急の渡航はやめてください」に引き下げたのは41カ国・地域。
　これにより、レベル1の国・地域はこれまでの70カ国・地域から125カ国・地域へ、レベル2の国・地域はこれまでの35カ国・地域から76カ国・地域へと拡大した。

　今回の引き下げにより、感染症危険情報のレベル3以上が発出されている国・地域はなくなった。

※写真＝世界に発出されている感染症危険情報の分布。多くの国・地域が「レベル1」の水色になっていることがわかる