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2022.08.18

WING

浜田防衛大臣、防衛3文書は戦略的かつ体系的に

 予算は必要な事業を積上げ、GDP比にとらわれず

  第2次岸田改造内閣が8月11日に発足し、防衛大臣には2度目となる浜田靖一氏が就任した。その後、防衛副大臣には井野俊郎氏、防衛大臣政務官には木村次郎氏、小野田紀美氏がそれぞれ就任した。
 浜田大臣は就任直後の11日夜に行った就任会見では、総理大臣からの指示のうち、国家安全保障政策について一層戦略的かつ体系的なものにするとして、年末の防衛3文書の改訂に意欲を示した。防衛費の増額については、防衛省として「現下の安全保障環境に対応できるように、必要な事業をしっかりと積み上げる」と述べ、防衛費の内容や規模などは「新たな国家安全保障戦略等の策定や今後の予算編成過程において検討していく」こととし、NATO加盟国の基準となっているGDP比2%にとらわれない姿勢を示した。

※この記事の概要
・防衛力、5年以内に抜本的強化へ
・反撃能力保有含め、あらゆる選択肢検証
・EEZ内への中国ミサイル落下への見解  など