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2022.08.02

コスモ石油、三井物産とSAF製造向け共同検討

27年までに年産22万kl、副産物もGSE車両などに

 

 コスモ石油と三井物産が、日本国内における持続可能な航空燃料(SAF)製造事業の実現に向けた共同検討を実施することに合意した。コスモ石油の石油精製事業で培ったプラントの安定操業、ジェット燃料の品質管理、物流実績と三井物産のエタノール調達機能を組み合わせることで、安定したSAFのサプライチェーン構築及び事業創出を実現す方針だ。
三井物産は米国のSAFメーカーであるランザジェット社に出資しており、同社が開発した大規模SAF生産に優位性を持つAlcohol to Jet(ATJ)技術を用い、コスモ石油の製油所での国産SAFの大規模生産を目指す。

 

※画像=コスモ石油が三井物産と協力してSAFを27年までに年22kl供給へ。コスモ石油は2030年には年30万klを供給することを目指す(提供:コスモ石油)

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