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2022.07.27

WING

国内航空機生産額4月、前年比7.1%増の722億円

 対前年比やや回復もコロナ前比約47%減

 今年4月の国内航空機生産額(製造・修理)は、対前年同月比7.1%増加した722億6300万円(21年4月:674億4200万円)に留まったことが明らかになった。ちなみに、2020年4月の生産額は723億1400万円、コロナ禍前の2019年4月の生産額は、1364億7700万円だった。
 昨年の生産額に比べてやや回復がみられたものの、依然としてコロナ前の同月と比較すると、約47%減となるなど、生産額が半減していることが分かる。
 欧米を中心に、世界の航空市場では単通路機需要が回復傾向にあって、アフターコロナ(もしくはウィズ・コロナ)の需要の回復を見据えて、一部の航空会社が大型発注を行うケースもみられるようになってきた。

※この記事の概要
 ・日本の航空機産業回復遅れの理由
 ・4月の製造、修理生産額
 ・コロナ禍の国内航空機生産額推移