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2022.07.27

WING

ルフトハンザ、夏の繁忙期にストライキ直撃

 フランク・ミュンヘン空港で大規模欠航

 ルフトハンザドイツ航空が、夏の旅行シーズン真っ盛りに、労働組合による警告ストライキに直面した。労働組合は去る7月25日(現地時間)、組合の地上職員約2万人に対し、7月27日(水)午前3時45分~28日(木)午前6時00分までストライキを実施するよう呼びかけた。ただ、既に7月26日には欧州の空は大混乱に。ルフトハンザドイツ航空は同日、ルフトハンザは27日にはフランクフルトとミュンヘンの両ハブ空港では、ほぼすべてのフライトを欠航せざるを得なくなる予定にあるとするなど、対応に追われている。
 ルフトハンザドイツ航空としては、バイエルン州とバーデン=ヴュルテンベルク州で休暇シーズンが始まる来週末に向けて、一刻も早くフライトオペレーションを正常に戻すべく全力を挙げるとしている。ただ、ストライキの影響により、28日と29日にも個々のフライトに欠航や遅れが生じる可能性があるとした。
※この記事の概要
 ・欠航便の影響
 ・会社側は18カ月に及ぶ賃上げパッケージ、その中身は? など