記事検索はこちらで→
2022.07.15

WING

スカイマーク、政策コンテスト枠・羽田-下地島に自信

羽田-三沢と激戦路線、チャーターや貨物で地域貢献も

 

 水面下で激しく火花を散らす国内路線がある―――。スカイマークの羽田-宮古・下地島(以下、下地島)線と日本航空(JAL)の羽田-三沢線だ。一見、羽田発着という以外、南の下地島、北の三沢ということで何ら競合する路線ではないようにも見えるこの2路線。しかしながらこの2路線は、いずれも国土交通省が実施している羽田発着枠政策枠コンテストで激しく生き残りを競う路線だ。2020年10月の就航から来年10月までの3年間だけ運航が認められた時限的な「暫定路線」となっている。来年10月までの計3年間の利用状況などの結果をもって、どちらの路線が生き残ることになるのか、最終決定が下されることになる。
その激しい競争の渦中にある