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2022.06.22

WING

JAL株主総会、赤坂社長「何としても黒字化」

今年度中の復配達成も、非航空系でさらなる成長

 日本航空(JAL)は6月21日に都内で第73回定時株主総会を開き、赤坂祐二社長が会場へ出席した530人とインターネットから閲覧した株主に対し、2021年度も2期連続で赤字となったことを謝罪した。コロナ禍の長期化や不安定な世界情勢に加え、原油高・円安によって航空業界が引き続き厳しい状況にあるとしながらも、国際線水際対策の緩和化に伴って観光客の受入れ再開が進むことや、これまでの収支改善取組の効果によって2022年度には「何としても黒字化と復配を目指す」ことを説明。利益水準としてはコロナ禍前の2019年度水準の「EBIT800億円」と説明した。これまで反転攻勢のために維持してきた人財を活用するなど、さらなる成長に向けて進むことを強調した。

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