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2022.06.15

WING

PKO協力法30年、岸大臣「あり方変わってきている」

日本が培ったノウハウで能力構築などへ支援ニーズ変化

 岸信夫防衛大臣は6月14日の閣議後会見で、PKO協力法が成立からちょうど30年の節目を迎えたことについて、これまでカンボジア、ゴラン高原、東ティモール、南スーダンをはじめとした世界の各地域でPKOに参加してきたことを説明。その上で、自衛隊の部隊派遣について、当初から「あり方がやはり変わってきている」と考えを述べると、日本として能力を活かせる派遣のあり方について、現地のミッション司令部要員や、能力構築支援といった「大きな部隊を派遣するのではなく、重要なノウハウをしっかり伝えていくことに支援の中心が移ってきている」と、考えを示した。

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