中部空港二本目実現へ、議連・期成同盟会が合同決起集会

政府与党幹部や国土交通省に要望書提出へ

　中部国際空港拡充議員連盟と中部国際空港第二滑走路建設促進期成同盟会決起集会の合同会議が6月３日朝、衆議院第二議員会の会議室で開かれた。悲願の二本目滑走路実現に向けて熱い風が吹き、今後環境アセスメントなど建設に必要なステップへと踏み出すことになっていく。合同会議の後には地元議員・自治体・経済界らが一緒になって、自民・公明与党幹部のほか、午後には国土交通省を訪問するなどして、関係各所に要望書を提出する。
　中部国際空港拡充議員連盟の川崎二郎会長（前衆議院議員〈自民〉）は、新型コロナウイルス感染拡大の影響活動に影響が出たことに触れつつ、「これからの10年を我々の地域はどうするのか。近隣各県の皆様とも力をあわせて頑張って頂きたい」などと挨拶した。川崎会長は同会議をもって議連の会長職を退任し、伊藤忠彦衆議院議員（自民）があらたに会長に就任した。